日本鉄バイオサイエンス学会

代表世話人 挨拶 2008

謹啓

初春の候、日本鉄バイオサイエンス学会会員の皆様にはますますご清栄のこととお喜び申し上げます。

さて、昨年4月に本学会が日本学術会議と共同主催した2nd Congress of Internatioal BioIron Society (BioIron 2007 Kyoto)は、世界35カ国から約500名の参加をいただき、成功裡に終わることができました。

2年に一度世界のバイオ鉄研究者が一堂に会する国際会議であり、サイエンスと人的交流の面から大変高い評価を得ることができました。これもひとえに会員の皆様のご支援とご協力の賜物とお礼申し上げます。

会議および市民公開講座の両企画において、共同主催者である内閣府日本学術会議からも高い評価を頂戴し、早急にこの成果を学会および国民に広く還元する機会を持つことが決まり、内閣府日本学術会議、日本鉄バイオサイエンス学会および厚生労働省科学研究費補助金(難治性疾患克服事業)「特発性造血障害に関する調査研究班」の共同主催で、別紙のごとくBioIron 2007 京都 フォローアップシンポジウム(2008/02/15~02/16開催:東京)レセプションおよび市民公開講座(鉄と上手に付き合って健康に(2008/02/16 開催:東京))を開催することとなりました。

特別講演(海外招請演者3名)、シンポジウム3題を企画し、本研究分野に関する我が国での関心を高め、今後の研究分野のすそ野を広げることを目的としております。一連の活動を通して、我が国におけるバイオ鉄研究の一層の発展の契機にさせて頂きたいと念じております。

会員の皆様にあっては、本シンポジウムの趣旨をご理解いただき、万障お繰り合わせのうえ、ご参加いただければ幸いです。

謹白

日本鉄バイオサイエンス学会

代表世話人 高後 裕

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