- 著者、詳細
- 日本鉄バイオサイエンス学会治療指針作成委員会 (編集)
- 単行本 76ページ
- 響文社
- 発売日:2009/03月
- 定価1,890円(税込み)
内容
鉄欠乏性貧血に関する診断・治療の指針を、鉄代謝のこれまでの歴史的かつ一般的な診断・治療法についての客観的な記載を重視して、日常診療でより使い易いようにまとめる。栄養指導に役立つレシピー等も掲載。〔初版のタイトル:鉄欠乏・鉄欠乏性貧血の予防と治療のための指針〕
また、日本では飽食の時代を背景として、成人男性の5人に1人は脂肪肝があるといわれ、その一部には肝炎が持続して肝硬変へと進行する「非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)」が増加しています。このNASHの増悪因子としても鉄過剰が問題となっています。
本書は鉄の代謝・鉄を除く治療法についてわかりやすく解説した一冊です。
- 1 鉄欠乏・鉄欠乏性貧血とその治療指針(生体内鉄代謝の機構)
- 鉄欠乏・鉄欠乏性貧血の予防指針
- 鉄欠乏性貧血の治療指針
- 鉄欠乏性貧血と鑑別すべき二次性ヒンケツ(症候性貧血)
- 栄養学からみた鉄、鉄摂取の食品メニュー
- 2 鉄剤適正使用のための指針(鉄の生理作用と過剰鉄による臓器障害)
- 鉄剤の臨床効果と使用上の注意
- 各領域別鉄剤使用法:(どのような疾患、病態に、どのように使用するか)
- 3 補遺(エリスロポエチン使用による至適ヘモグロビン濃度と鉄剤使用)
- エリスロポエチンを使用した自己血輸血
- 輪血後鉄過剰症と鉄キレート療法
- 鉄代謝のバイオマーカー
- 4 付録
販売
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