第44回:大会長挨拶

この度、第44回日本鉄バイオサイエンス学会学術集会を令和2年9月5日(土)、6日(日)の2日間にわたり星野リゾートOMO7旭川で開催させていただくことになりました。

旭川で開催されるのは本学会の前身である鉄代謝研究会(会長高後裕先生)が1999年に開催されて以来となります。伝統ある本学会の会長の機会をいただき大変光栄に存じます。

本学会は生命にとって必須の金属である鉄という共通のkey wordで、種々の分野の研究者が一堂に会して議論ができる貴重な学会です。医学、薬学、栄養学、植物学、微生物学など生物活動に関わる多くの領域が含まれており、学会での情報交換や人的交流を通して新しい研究の展開・発展につながることが期待されます。

1990年代後半の遺伝性ヘモクロマトーシスに関連するHFE遺伝子の同定を皮切りに、鉄代謝にかかわる遺伝子が次々と発見され”iron is hot”と呼ばれてからすでに10年以上経過しています。鉄代謝に関する理解は一層深まり、 こういった知見を基盤として各分野での生理学的・病理学的な鉄の役割の解析が進んでいます。

細胞内外への鉄輸送や活性酸素産生による細胞・臓器障害といった基礎的なテーマに加えて、鉄過剰や鉄欠乏、造血障害、発がん、加齢や認知機能障害といった臨床的な話題を議論できればと考えています。

来年9月は、東京オリンピックも終了し落ち着きを取り戻している頃ではないかと思います。この時期の旭川は、朝晩は涼しく本州より一足早い秋の気配を感じさせてくれる季節でもあります。周辺に足を延ばすと温泉や観光スポットも多く、海の幸、山の幸にも恵まれています。鉄研究に携わる多くの方々にご参加いただき、活発な議論がなされることを期待しております。

44回日本鉄バイオサイエンス学会学術集会 会長

鳥本 悦宏
旭川医科大学病院 腫瘍センター教授

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