市民公開講座の案内

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5.鉄欠乏状態の人口割合

どのくらいの方が鉄欠乏状態にあるのでしょうか 私は、1981年から1991年にかけ、日本人女性の鉄欠乏の頻度を調査したことがあります。 3,015名の女性を先の表にしたがって分類すると、鉄欠乏性貧血8.5%、貧血のない鉄欠乏 41.8%、健常女性 43.6%、その他6.5%で、女性の半数になんらかの鉄欠乏がありました。 とくに、40歳台では17.2%に鉄欠乏性貧血が認められました。
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4.鉄欠乏の発生原因

なぜ鉄欠乏がおこるのでしょうか 人体の鉄は、成人男性で3,500~5,000mg存在すると申しましたが、このうち出入りする鉄は1mg程度に過ぎません。 私達は食事から、毎日10mg内外の鉄を摂りますが、このうち約10%が吸収され、約1mgが体内にはいります。 すなわち、出納はきわめて少なく、ほとんどは体内でリサイクルされているのです。 ですから、女性の生理での出血や胃潰瘍、大腸がんなどの病気での出血があると、大量の鉄分が失われますので、これを補うのは容易ではありません。
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3.鉄量状態の検査

あなたの鉄の状態はどうやったらわかるか あなたの鉄の状態がどうなっているかは、血液検査をすることでわかります。 まず、貧血があるかどうかは、血液中のヘモグロビンの濃さを測ります。 そして、鉄が十分貯えられているかどうか(貯蔵鉄の量)は、血清フェリチンという検査でわかります。 検査の数字で、以下の表からどの状態にあるかがわかるのです。
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2.人体の鉄分量

人体の鉄はどうなっているか 人の体の鉄は、成人男性を例にとると、3,500から5,000mgあるといわれています。 そのうち 2/3が赤血球のヘモグロビンのなかにあります。 そのほか、1,000mgが肝臓に貯えられており、貯蔵鉄と言われています。 鉄が不足したときの貯えになっています。
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1.貧血の定義

貧血とは何でしょう 血液は赤い色をしていますがその理由をご存知ですか? それは血液の成分がヘモグロビンからなり、そのヘモグロビンが鉄から作られているからです。 鉄は錆びると赤い色になります。同じように、ヘモグロビンの鉄も酸素を結合すると赤い色になります。 人の赤血球は、写真のように変形しやすい円盤状をしており、体の隅々まで、細い血管をくぐりぬけて体中をまわります。 この間に、酸素を脳、筋肉など全身に供給する役目をしています。いわば、人体の酸素の運搬、物流を担っているのです。
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市民公開講座の内容公開

2007/03/31、京都大学で行われた市民公開講座の内容を一部公開致します。 貧血と食生活を考える(貧血の実態とその原因) 香川県赤十字血液センター所長 内田立身 著
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鉄と食生活を考える

貧血と食生活を考える 市民公開講座 (第二回国際バイオ鉄学会総会) (Satellite Symposium of BioIron 2007) 日時 2007年(平成19年)3月31日(土) 14:00~15:30 場所、会場 京都大学稲盛ホール 京都市左京区吉田近衛町 京都大学医学部構内 京都大学医学部創立百周年記念施設芝蘭会館内 会費 無料 連絡先 TEL:075-753-9336 FAX:075-753-9457 その他 当日受付13:00より 直接会場へお越しください 事前申し込みは不要です
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