BioIron2007京都フォローアップシンポジウム

ヘプシジンと腎性貧血、最新の知見 :抄録

 演者:友杉 直久(金沢医科大学 教授) ヘプシジンの過剰産生け、過剰鉄、炎症、さらに骨髄造血機能低下などの状態で誘導され、貯蔵鉄を利用できない機能的鉄欠乏状態に陥らせる。 これは、血液透析患者の皆既貧血でしばしば認められる病態である。 そのため、貯蔵系鉄を造血系鉄にシフトさせる工夫が治療に求められている。 理論的には、骨髄造血機能低下状態を改善させ、それに伴い必要とされる鉄を貯蔵鉄から補給し、それでなお造血に不足する鉄量を静脈投与することが基本である。 造血機能は、透析条件とエリスロポイエチン投与で改善させ、鉄シフトは、血清活性型ヘプシジン・25と、フェリチンの推移から把握する。 鉄過剰状態では活性酸素・フリーラジカルの発生で組織が障害され、臨床的には肝機能障害、糖尿病、色素沈着、関節痛、心筋障害、内分泌腺障害などを引き起こすことが知られている。 不要な鉄投与を避けるため、血清活性型ヘプ シジン・25評価を加味した鉄投与基準を作成する必要がある。
BioIron2007京都フォローアップシンポジウム

Membrane lron Tansporter 研究の進歩 :抄録

 演者:軍神 宏美 (マサチューセッツ大学 准教授) 鉄の吸収に関する情報は、ここ10年間で、飛躍的に分子レベルで解明されてきた。 中でも小腸上皮細胞刷子縁膜に存在するDMT1は、2つのグループから独自の方法論に則してクローニングされ、1997年、ほぼ同時に報告された。 DMT1は、2価の金属とH+とが共役し、細脳内に金属を取り込むトランスポーターである。 DMT1は、小腸上部に著しく発現し、鉄が欠乏すると、DMT1のメッセージは激増する。 また、DMT1は、小腸以外に、赤血球からの鉄の取り込みに深く関わっている。 DMT1以外にも、鉄トランスポーターとして、Fpnが重要な役割を果たしている。 ただし、Fpnは、DMT1と異なり、鉄の移出を司る。
BioIron2007京都フォローアップシンポジウム

『鉄と上手に付き合って健康に』 プログラムレポ [2008/02/16]

■ 市民公開講座 『鉄と上手に付き合って健康に』-----------------14:00~16:30 市民公開講座 開会挨拶 高後 裕(旭川医科大学 教授)
BioIron2007京都フォローアップシンポジウム

フォローアップシンポジウム プログラムレポ [2008/02/16]

BioIron 2007 京都 フォローアップシンポジウム(2日目 2008/02/16)プログラム 2日目 2008/02/16のプログラムPDF ■ 第二部 鉄代謝分子機構研究の新展-----------------8:30~9:45 司会:新津 洋司郎(札幌医科大学 教授)、岸 文雄(川崎医科大学 教授)
BioIron2007京都フォローアップシンポジウム

フォローアップシンポジウム プログラムレポ [2008/02/15]

BioIron 2007 京都 フォローアップシンポジウム(1日目 2008/02/15)プログラム 1日目 2008/02/15のプログラムPDF ■ 開会挨拶 18: 00~18: 10 日本学術会議副会長 浅島 誠(東京大学 副学長)
お知らせ

BioIron2007京都フォローアップシンポジウムおよび市民公開講座の報告

 此の度は、BioIron2007京都フォローアップシンポジウムおよび市民公開講座にご協力、ご参加いただき、有難うございます。  去る2月15、16日の両日に、日本学術会議、日本鉄バイオサイエンス学会、厚生労働省科学研究費補助金「難治性造血障害研究班」3者の共同主催により、東京都有楽町よみうりホールにおいて開催、シンポジウムには270名、公開講座には179名のご参加をいただき、活発な質疑が行われ、成功裡に終了いたしました。  本シンポジウムは、昨年4月に京都で開催された国際バイオ鉄学会総会の成果を広く我が国の医師・科学者、一般国民に広く伝達することを目的として行われましたが、初期の目的を十分達成できたものと思います。
32回学術集会

講演要旨の受付について(32回学術集会)

受付期間 平成20年5月1日から平成20年6月30日までの予定 受付方法 Wordファイルに記載し、添付ファイルにて下記メールアドレスにご送信願います。(詳細は4月下旬に会員宛に郵送します。) 演題(講演要旨)募集のお知らせ 講演要旨の書き方(書式) 事務局:北里大学獣医学部獣医生化学研究室 渡辺清隆(事務担当:折野宏一) 電話:0176-24-9409、ファックス:0176-23-8703
32回学術集会

第32回学術集会 詳細

第32回日本鉄バイオサイエンス学会学術集会 日時:平成20年9月13日(土)、9月14日(日) 場所:ホテル アラスカ(ウェディングプラザ アラスカ) 〒030-0801 青森市新町1-11-22 電話 017-723-2233、ファックス 017-723-2361 http://www.alaskajapan.com/ 会長:渡辺 清隆 先生(北里大学獣医学部 獣医生化学教室) 他、詳細が決まり次第ご報告致します
書籍案内

C型慢性肝炎に対する補助治療としての瀉血(しゃけつ)

C型肝炎の補助治療、瀉血(しゃけつ) C型肝炎では、肝臓に蓄積された鉄分により活性酸素が発生し、肝炎症状の悪化を招きます。 このため肝臓に蓄積された鉄分を減らすために通常は鉄分を含む食品を取らないようにして症状の悪化を食い止めますが、既に鉄分が過剰に蓄積されている状態では、通常の新陳代謝ではなかなか状態が改善しない事があります。 よって、瀉血によりヘモグロビンの形で多量の鉄を内部にもつ赤血球を体外に排出させ、体内の鉄の総量を減少させる治療が行われる訳ですが、これは、あくまで肝炎の進行を抑え肝硬変及び肝がんへの移行を防ぐための治療法であり、肝炎自体の治癒を目的とするものではありません。 これ以上の悪化を防止する、という措置における一つのアプローチとなっています
33回学術集会

第33回学術集会 詳細

第33回日本鉄バイオサイエンス学会学術集会 日時:平成21年9月12日(土)、9月13日(日) 場所:倉敷市芸文館 〒710-0046 岡山県倉敷市中央1丁目18番1号 電話 086-434-0400、ファックス 086-434-0448 http://www.kcpf.or.jp/hall/geibu/ 会長:木村 文昭 先生(玉野市立玉野市民病院 内科) 他、詳細が決まり次第ご報告致します
シンポジウムご案内

BioIron 2007 京都 フォローアップシンポジウム(2008/02/15~02/16開催:東京)

BioIron 2007 京都 フォローアップシンポジウム 「BioIron 研究の新時代」 主催 内閣府日本学術会議 日本鉄バイオサイエンス学会 厚生労働科学研究費補助金(難治性疾患克服研究事業)「特発生造血障害に関する調査研究」班 協賛 エーザイ株式会社 ノバルティスファーマ株式会社
お知らせ

代表世話人 挨拶 2008

さて、昨年4月に本学会が日本学術会議と共同主催した2nd Congress of Internatioal BioIron Society (BioIron 2007 Kyoto)は、世界35カ国から約500名の参加をいただき、成功裡に終わることができました。 2年に一度世界のバイオ鉄研究者が一堂に会する国際会議であり、サイエンスと人的交流の面から大変高い評価を得ることができました。これもひとえに会員の皆様のご支援とご協力の賜物とお礼申し上げます。 会議および市民公開講座の両企画において、共同主催者である内閣府日本学術会議からも高い評価を頂戴し、早急にこの成果を学会および国民に広く還元する機会を持つことが決まり、内閣府日本学術会議、日本鉄バイオサイエンス学会および厚生労働省科学研究費補助金(難治性疾患克服事業)「特発性造血障害に関する調査研究班」の共同主催で、別紙のごとくBioIron 2007 京都 フォローアップシンポジウム(2008/02/15~02/16開催:東京)、レセプションおよび市民公開講座(鉄と上手に付き合って健康に(2008/02/16 開催:東京))を開催することとなりました。
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